2010-01-01から1年間の記事一覧

あけましておめでとうございます

またこんなタイトルつけやがって、なんていわれそうですがジャズやってると何でもシンコペーション(半拍前に入る)したくなるわけですよ。忘年会だ、新年会だ、と辺りは騒がしいですが近所のゲオがまたDVDのレンタルを値下げしてまたあのガソリンスタンドの…

師走のアニソンと大人な夜

皆様メリークリスマス。いや、正確に言うとメリークリスマス前夜で恋人たちの日であります。世の中恋人たち、というのは無数に存在していますが僕がその集合に含まれたことは過去23年間1度無く、毎年毎年カップルのムード作りに勤しんでいます。つまりアダル…

暖冬核弾頭

もう12月も半分過ぎるとなると師走感が余計に加速してくるわけですが僕もこのところ髪を切ったり(僕のいつもお世話になっている美容師さんはロック、ミクスチャー大好きにも関わらず来るお客さんときらテクノフリークやテクノデリックやテクノDJ、という少…

ワーキングプア/チケットぴあ

師走に入りました、というわけで自分のスケジュールを見て愕然としています。とても低所得者の予定とは思えません笑。「さーすが就職率過去最低の冬だああよ」などと自分のワーキングプアぶりを再認識して一通り笑い。プアな僕の公演をチケットぴあでチェキ…

ゆとり世代映像クリエイター様へ

2度目の理論講義終えました(もう1週間前ですが)。なんと来場者8名ほど(笑、しかも開始70分まで3名だった)。しかし集客が少ないから、と言ってモチベーションが下がっている様ではまだまだ3流以下である。ここぞ、とばかりにギアを入れ替え当初の予定とは…

風邪には御用心

そうか、僕も小池ナオヤとか直也コイケとかその派生(コイケ直也、ナオヤ小池等)にすればミュージシャン又はタレントとして売れるんじゃないかしら、などと考えているのですがそんなに世の中は甘くないすよ笑。だって、この間バイト先で「このジャズの曲は…

ゴシップイソップスノッブシロップ

ツイッターでもつぶやきたくてつぶやきたくて仕方が無かったのですが(笑、つぶやきたい、という新種の欲についてはまた次項)水嶋ヒロの万能感と言ったら加山雄三を想起させるほどであります。イケメン、運動神経抜群、で奥さんはディーヴァ、元俳優の小説…

ダンスは終わりだ

いやー寒い。またもや雨一発で気候がガラリと変わってしまったので体調にバグがでた方も大勢でしょうが僕もその一人でございまして喉が痛いでござります。しかも今日は台風前夜でしてせっかくの学園祭シーズンが台無し、僕は卒業したので問題無し、かたじけ…

ダンスダンスダンスダンスダンス

無事に渋谷のライヴ満員御礼で無事終わりまして、ソプラノサックスのコントロールに苦しんだことなどすっかり忘れて、いつものことながらうっとりとしています。隣のオーイーストではヴィジュアル系のパーティがあったそうでして出待ちのバンギャ(ドラゴン…

ダンスダンスダンスダンス

国勢調査を3,4日遅れてポストに投函致しました。これで非国民などと言われずにすむでしょうか(天国民というバンドをやっています)。何故か仕事のことをあれやこれやと書かねばならなかったのですが案の定僕の現在の立ち位置に該当する選択欄が無く、まあバ…

ダンスダンスダンス

ドゥーユーリメンバー、21ストナイトインセプテンバー、などと歌いながらやっぱ最高だあ、と考えてからもう10月も半ばに差し掛かっていることに気づきました。今年ももうすぐ終わると思うと物悲しい気持ちでございますね。 先日ここ数年慕っている菊地成孔先…

チャリと結婚

何だかこの間の大塚での演奏のライヴレポートがライヴハウスのホームページにアップされているのですが、何だか褒められているのかからかわれているのかわからないので困惑しております。巨象が叫んでいるかのような重低音のブロウって笑。それは虚像の間違…

dvd=ガソリン

すっかり秋ですねえ。秋と言えば読書の、とか食欲の、とか言いますが僕の場合は物書きの、でして日記を書けば長い長いと講義されツイートすれば多い多いとクレームを受けています(笑、ミクシーでは僕のツイートを非表示にするのがトレンドだとか)。 とはい…

社会人、フィクションです

ついに社会進出しました。卒業式もボイコットし、まだ学生証も返還していない(これは本当にまずい)。かなりのアウトローぶりを発揮しています。毎度のことながら渋谷でCD屋でせっせと働いていますよ。変な外人さんに「おすすめCDを8枚選べ」と言われた(ポ…

山p卒業

これがツイートの魔力か、なかなかブログや日記を更新しないわけなんですがツイッターで告知、情報公開、近況報告全てしているのはあまりにダサいので(笑。ツイッター初心者みなさんのタイムラインをジャックしまくりのようで、ぶつぶつうるさいとフォロー…

次の一手

大仕事をまたひとつ終えまして日常との落差で夏バテ気味でありますが、素晴らしい空気で満ちていましたね。700人のオーディンスというのをステージから見る、というのがそうそうできることではないのでびっくりしてしまいましたが、もう演奏については覚えて…

ハルキ、タモリ

仕事(悪徳プロデューサー)中韓国アーティストのジャケットに目を奪われてしまうことが多く、(理由としては2つ。cdケースがごってごってなのと笑、みんなかっこいい、またはかわいいため)だんだんと韓流ヲタクのマダムやヤングの気持ちがわかってきてしま…

お盆

世間はお盆だそうで、僕はお盆に料理や飲物を乗せてせっせと働いているわけですが笑、僕だって実家に帰って「実家はやっぱり落ち着くなああ」とかツイートしてみたいですよ。ただ落ち着きたくとも試験結果が9月頭までわからないので天国以外どこへ行っても落…

女子を装う男

おそらく昨日ギャルの肌の色がどうのピッコロ大魔王がこうのと書いたが故だと思うのですが、今日なぜか女装し祭で踊ることになりまして笑、トランスジェンダーを心から楽しんでしまいましたよ。自分でも訳がわからないのですけれど、女装をした瞬間からずー…

2日の間に3公演すいすいー(粋粋、酔酔、衰衰)とこなした後に明日火曜日はわが第2の地元仙川にてお祭有り。もちろん演奏も致します。お笑いダンサーズの一員としても参加致しますのでお暇な方はぜひどうぞ。 夏まっさかり、あちこちで○○フェスだ、○○花火大…

呟く病のリハビリテイション

悪夢かと思われたテストの波を素人サーファーの様にして潜り抜けたところであります。 気づいてみれば最後に日記を綴った日から20日をカウントしており、大変驚いています。これには訳がありまして、まあ1つにはテストのため、2つにはツイッターのやりすぎで…

宇野千代論17 あとがき

この宇野千代論は僕が文学部ゼミの卒業論文として書いたもので、今読み返してみると見解が変わった箇所もあるのですが敢えて編集はせずに公開しました。今回は文学とモードということで書きましたが、彼女は自己のでこでこ性を見事なまでに発揮し(雑誌「ス…

宇野千代論11 第3章:私何だか私死なないやうな気がするんですよ つくりかえられる女の記憶

本章は前二章で示したお洒落感覚や前近代性、服と文学の相似性が具体的にどの様に宇野千代文学作品に現れたかを考察する。まず東郷以後から昭和9年までの超短編作品を集めた「貞潔 宇野千代短編小説集」(昭和45年2月 講談社)のあとがきを引用する。 私小説…

宇野千代論12 千代の永遠

さて、自伝を好きに書くという行為と同質のものは私小説である。と僕が突然述べたところで異論は恐らくないだろう。自伝と私小説の境界線など曖昧なものだ。先ほどの引用にあったとおり千代は自分を私小説家であると認識している。ならば千代の自伝も果ては…

宇野千代論13 コスプレをして語る

この宇野千代文学の物語性はそのまま文章に現れる。彼女はまたしても東郷の影響か1930年前後から人の対話形式または語り形式の作品を数多く発表するのだ。特に千代の語り形式は有名であるがこの2つの形式は人の言葉で物語を進めようという千代の思惑が感じら…

宇野千代論16 まとめ

前書に示した通り、宇野千代ができそこないのモダンガールになったのも、雑誌を編集するのも、服を作り始めるのも、自伝を書くのも(本論で何度も登場する「模倣の天才」の原題は「文学的自叙伝」である)、会社を立ち上げるのも、この昭和‐戦前にかけてであ…

宇野千代論15 文体=スタイル=着物

千代は本論で何度も論じているように前近代的精神の持ち主である。しかし近代化が進む社会の流れに対し、洋装を纏い見かけ上の近代化を果たすことにより適応する。これができそこないのモダンガール宇野千代である。「色ざんげ」ではその前近代的要素を文体…

宇野千代論14 暴かれる矛盾‐「色ざんげ」小論

生涯彼女が創作した作品の中で最も有名なものの一つが昭和8年9月から翌年3月まで「中央公論」に掲載された「色ざんげ」である。この作品は現在「当時同棲していた新進画家・東郷青児が他の女と起こした心中未遂事件を男の口から一人称で語らせるというスキャ…

あなただけ見つめてる

総理大臣もどこかへ行ってしまったのに僕はもちろんのこと国民は何事無い様にいつもどおりに生活しているし、ワールドカップという世界では4年に1度の熱狂行事の前夜だというのにまったく興味がないかクールに振舞っている (サッカーのことなどは全然しりま…

マルキューは人種のるつぼ

春が来たと思ったらいきなり寒くなるし、朝鮮半島はかなりやばい様相を呈してきたし日本の大将もなかなか頼りがいがあるし、いよいよ世も末か…という雰囲気でして(ちなみにジャズも結構長いこと末でして最近スウィングジャーナルという権威の批評誌も休刊し…