治らない時差ボケ






サボりました。SNSでは報告しておりましたが無事にイスラエルから帰国しまして「火と風#14」も終了しているという始末笑。
イスラエル旅行記をここに記し始めるとちょっとしたガリバー探検記になってしまうのでライヴのMCやなんやに回すとしましても、とても良い旅で実際に現地に行かないとわからないことが沢山。宗教や政治による戦争やテロが本当にすぐそこにあるというのは報道の通り。でもユダヤやアラブの人々の普通の日常がそこにはあってね、とまあここまでにしておかないと左翼学生みたいになってしまいますので笑。やめておきますが建国が僕の誕生日と同じ5/14ということもありシルクロードの両端ということもありこの国には何とも言えない親近感を感じざるを得ませんでした。

それから「火と風#14」はおかげさまで超満員御礼で最高動員を記録しましたありがとうございます。
メインでftしたハナカタマサキさんは本当に天才で笑、作曲の方法論が本当に独特。特にリズム。プログレの影響なのか拍子のチェンジが本当に多い。ただ付けられている和声進行がこれ以上なくシンプルで(ドミソーソシレードミソー)の様な「幼稚園か!」とツッコミたくなるようなものなのだがその<複雑×幼稚園>というギャップが楽曲に天使のような悪魔、若しくは悪魔のような天使という複層性をもたらしておりユニークたらしめる理由となっています。今回は2曲だけの共演となった53235さんも声に力のあるとても素晴らしいシンガーで今後レコーディングなどコラボレイションしていく予定となっておりますので期待していてくださいねん。
インサイド枠のプレンゴブーツも思っていた以上に(良い意味で、ですよ笑)素敵なライヴで甲府の音楽シーンの水準は格段に上がったし面白い。と改めて思わされました。誤解恐れず言わせて戴くのならば、「甲府は盛り上げるまでもない。既に面白すぎ」。


【セットリスト】
#1 free (ハナカタ)
#2 africa (ハナカタ)
#3 だるまさんがころんだ (ハナカタ)
#4 シャッターシティブルース (小池)
#5 what a wonderful world (ft.53235)
#6 天体観測 (藤原基央)
#7 panama (ハナカタ)
anc. 中央線 (全員セッション)

とにかく帰国後から忙しくしてましてこのまま行くと年明けまで忙しいままで時差ボケが一向に完治しません。もとから生活リズムがバラバラだったということもあり別にいつものままじゃねえかという説もあるのですがどうしたらよいものか。泥の様に寝ているか若き日の福沢諭吉の様に寝ないかのどちらかです。
中坊の頃にワシントンにある叔母の家に勉強を兼ねて行ったとき3週間時差ボケが治らなくて「やる気あんのか」と怒られたことを思い出しますね笑。

このまま行くとこのまま今年が終了してしまう。ヤバい。
2014年はサックスの発明者アドルフサックスの生誕200周年だそうでベルギーではお祭りらしいですが、(ほんとに彼は曲者ですよ。全ての発明品に自分の名前をつけねば気が済まなかった男だからね。何回も暗殺されかけてるし、最後に発明したのがサックス砲という大砲で今まで貶めようとしてきた奴らをやっつけようとしたドープな人物)早いな。このまま仙人になるぞ俺は。それでは