明ける前のいろいろ

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします、というクリシェをとりあーえず並べてみます笑。

2014の12月はへヴニーズの国内ツアーで名古屋、静岡、東京での公演、クリスマスの連続ライヴ、カウントダウンなどの演奏引っ張りだこになりタコみたいに顔がむくんで大変なことになりました笑。
他にもマイメンTKda黒ぶちに誘われてMCタッグバトルトーナメントのasoneを観戦したり

<バトルMCシーンはお笑い化すると思っております。disではないんですがオーディエンスジャッジの基準としてかなりざっくりわけると【フロウ、アティテュード、ライム】があるんですがその中でもライム、そして「パンチライン」と呼ばれる言い回しの上手さがかなり大きいんですね。即興の芸人対決としか思えない(面白いですよこれはこれで)状況になってきております。お笑いとの違いはレペゼン文化があるということ。地元と接続できる可能性が強いということでMCバトルの可能性はまだありますね>

山梨にある古倉庫(ゆたかな倉庫といいます)の保存活動に助太刀したり

<宮川さんという女性がプロジェクトリーダーやってるんですが、南アルプス市という日本に右手で数える程しかないカタカナ市にある倉庫にどんだけ情熱注げるんですかね。一体笑。もうね、女性の力が凄すぎてビビります。去年の「火と風」のサブタイトルに「男の戦い」というエヴァからのインターテクチュアルを冠した回がありましたが、それも旧世代の男の戦いといえば巨人の星を彷彿とさせる汗くさい戦いだったことに対して現代の男子が繰り広げる戦いとはいったい何だろう?という意味を内包して投げたものだったんだよおい笑。見事にがん無視されましたが笑。いや、これは遠投だから即時消費されなくたって良いんだ。と自分に言い聞かせております。近いうちにサブタイトル集と注釈みたいな記事を投稿しやす>

と中々演奏以外にも動き回っていたので忙しかったですがとても実りある年末になってしまい、いつかは寝正月ならぬ寝年末をやってやるんだと意気込んでいたのでがっかりきています笑。来年こそは寝年末やるぜ。

2015年の抱負というか予言めいたことを申せばまだまだやはりローカルが面白いということに尽きます。
地方創生にあやかってますます地方や地元に帰還、またはアプローチするミュージシャンやアーティストが増えた方が良いと感じています。
特にゆとり世代ジャズメンは地方に向かうべき。東京で今モーダルインターチェンジとかセカンダリドミナントとか女子ジャズとかやってる場合じゃない笑。地元に持って帰って地元で演奏するべし(どっちも儲からないが笑)。

ただ、やる意義が地方の方があります。東京は一極集中しすぎたんですね。勿論東京が日本の都市音楽の先陣を切るべきなのは変わらないと思ってますがオルタナティヴとして地方がもっと機能すべきであります。カウントベイシー時代のカンザスシティの様に「山梨には気を付けろ。気を抜くとやられる」という様な状況に持ち込んでいければ一番良い。

例が北海道のジャズシーンとエデュケイション。東京のジャムやジャズ研に行ってみればわかると思うのですが上手い人は大体北海道出身という状況が実際に生まれています。僕の運営している「小池直也サウダーヂトリオ」、「dff」と言ったバンドは僕以外のメンバーが全員北海道出身というそれはそれは恐ろしい状態であります笑。

あとは、とにかく忘年会というものにもほとんど参加できず(または呼ばれない)、ひとつだけ参加できた忘年会で適当に注文したと思われるステーキを一口食べた友人が「牛肉でもない、豚でも鳥でもない。この肉は一体なんだ!」と吹っかけられたのには驚きました(どう食っても牛なので笑)。仕方なしと考察に耳を貸していると「うーん、羊かな馬か…」と彼は推理を進めていき、最後は「アルパカだな」と結論付けていたのが年末の思い出と呼べるべきものなのかもしれません。

それでは